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アムルトジャパンのブログへようこそ! 皆様にアムルトの活動の様子をお伝えするブログです。

2009年12月9日水曜日

【ニュース】 ニジェール写真展 開催報告

アムルトジャパンの活動地域のひとつに ニジェールという国があります。
日本ではあまり知られていないニジェールについてみなさんに知っていただきたい。
そんな思いを込めて写真展が開催されました。

11月24日から2週間、JICA地球ひろばの協賛で ニジェールの村のくらしを見つめた写真たちが部屋いっぱいに飾られました。

  
写真展に寄せられたコメントのご紹介です。

「どの場所にいても、その場所でみな一生懸命にいきているのですね。」

「ニジェールという国はどこにあるのかさえ分からず、現状も何も知りませんでした。今回写真を通して、その様子が見れたことは大きな何かのきっかけとなりそうです。」

「貧しい中でも笑顔で生きている子供たちの写真はとても勇気をくれました。私も負けられないな、と思います!!」
たくさんの皆様から素敵なコメントをいただきました。

ニジェールは世界最貧国のひとつですが、貧しいからと言って人々が泣いて暮らしているわけではありません。そこには人々の様々な表情にあふれた日常があります。

ニジェールは地理的にとても遠く、簡単には訪れることができませんが、この写真展をきっかけに少しでもニジェールを感じていただきたい。そう願って開催された写真展でした。
皆様のコメントからそれをうかがうことができ、開催してよかったと心から思います。
ご来場くださいました皆様、どうもありがとうございました。
  
担当:岡部史織






2009年12月4日金曜日

【開催報告】ニジェール&スーダン事業活動報告会

12月1日(火)、JICA地球ひろばセミナールームにおいて、ニジェール&スーダンの事業報告会が行われました。

当日はアムルトジャパンスタッフによるニジェール、スーダンの事業報告の他に、
青年海外協力隊員(村落開発普及員)としてニジェールへの赴任経験がある
大島かおりさんをゲストスピーカーとしてお招きし、日本ではあまり馴染みのない
ニジェールという国について、自らのご経験と写真を交えて紹介して頂きました。

参加者の方のなかにはニジェール、スーダン在住経験のある方、これからニジェールへ行かれる方、国際協力に興味のある学生の方等、様々な方がおり、質疑応答の際には自らのご経験をシェアして下さるなど、とても活発な意見交換が行われました。

また、当日頂いたご質問の中で国内スタッフだけでは正確に回答をすることができなかったものについて、現地駐在スタッフに回答をもらいましたのでここに記載させていただきます。

【ニジェール 保健衛生・栄養教育、生活改善事業報告に関するご質問】

質問1
トレーニングで水フィルターや石けんなどを配布しているが、これらが無くなったり壊れたりした際、現地で簡単に調達できるのか?

回答1
基本的にフィルターや石けんなどは現地で調達可能です。
フィルターは雨水を利用できる雨季(5月~10月)に利用することが多く、1シーズン終えてまだ次も使えそうであれば保管しますが、網が破れたりして破損していることも時々あり、この場合はまた新たに購入する必要があります。市場で1000F(日本円で200円ぐらい)で購入可能です。

石鹸は体を洗ったり洗濯するために使う生活必需品で、どの家庭にも必要です。石鹸は一番安いもので1個175F(日本円で35円)で、これもどこででも買えます。


質問2
女性たちを中心に衛生指導をしているが、実際に家庭では男性もいる。その男性(夫)も衛生指導で修得したことに理解を示し、協力をしているのか?

回答2
研修に参加すること自体が男性の承認を得て来ており、男性が協力的な方が参加しています。また、貧困層の女性は、夫を亡くした、夫が出稼ぎに出て帰ってこない、離婚されて子供を抱えている、など、女性が世帯主になっている家庭を優先的に参加者に選んでおり、男性の協力云々とはさほど関係なく実践している方も多いです。

女性が家庭の衛生に気を配っていくことは家庭にとってもメリットが多く、モニタリングしている限りでは快く受け入れられていると感じました。


質問3
事業の宣伝(告知)は現地でどのように行っているのか?

回答3
研修の告知はアムルト現地スタッフから母親グループのリーダー4名に連絡し、その4名が責任を持って参加者の家まで知らせに行くようにしています。いまのところ全員に漏れなく情報は行き渡っています。

研修参加者以外の一般的な村の人たちに対してですが、アムルトスタッフはコミュニティの代表者たち(村長や青年会、婦人会などのメンバー)には定期的に活動内容を知らせており、村にはこういった形でアピールをしています。

今回報告会にはお越しいただけなかった方も、ニジェール、スーダンで行っている事業についてのご質問等ございましたらお気軽にinfo@amurt.or.jpまでお寄せ下さい。

【スーダン 公衆衛生環境改善事業】
http://amurtjapan.blogspot.com/2009/08/blog-post_27.html

【ニジェール 保健衛生・栄養教育、生活改善事業】
http://amurtjapan.blogspot.com/2009/08/blog-post.html

よろしくお願い致します。

2009年12月3日木曜日

【活動報告 スリランカ】 知的障がい者のための地域に根ざした家庭菜園活動による自立促進支援事業

【平成20年度国際ボランティア貯金寄附金援助事業】

この事業は、家族への依存度が高い知的障がい者を対象に、彼らの社会性を刺激し、自立を促すとともに、基本的な運動能力の維持そして増進を図り、安定した生活が送れるようにすることを目指しています。
事業目的、活動内容詳細はこちらをご覧下さい。

今回、事業の進捗状況確認の為、実際の家庭菜園トレーニングの現場と
トレーニング修了者のその後の生活の様子を視察してきました。

家庭菜園トレーニングは知的障がいを持つ子ども10人とその保護者10人、計20人を1グループとした合宿形式で全5日間の日程で行われています。

ある日のスケジュール
7:00-8:00am エクササイズ
8:00-8:30am 朝食
8:30-9:00am 前日振り返り
9:00-10:30am 家庭菜園を用いた子どものケアについてのレクチャー
10:30-10:45am ティータイム
10:45-1:00pm 土壌、肥料、排水の整備方法
1:00-2:00pm 昼食
2:00-3:30pm 実際に庭を使って下記の手法を学ぶ
          間作、除草、堆肥、水やり
3:30-3:45pm ティータイム
3:45-4:30pm 実際に庭を使って下記の手法を学ぶ
          害虫駆除、刈り込み、添え木
4:30-6:00pm 休憩
6:00-7:00pm アクティビティー
          セラピスト監修による、知的障がいを持つ人の自立発展を促す運動
7:00-8:00pm 夕食

この日は、家庭菜園で育てた作物をジャムなどに加工する手法を習得するというトレーニングが行われました。
お母さん達、皆真剣に作り方を学んでいます。


この日はパパイヤ、マンゴーのミックスジャム、パパイヤジュース、揚げたジャガイモにチリパウダーをかけたスナックの調理方法を学びました。すべて添加物等の化学物質を使わない安全な食品です。

受益者達はこうした食品加工方法を学び、将来的にこれらを販売することで収入の向上を目指しています。

母親達がこうした技術を学んでいる間、子ども達はセラピストの監修に基づいたアクティビティを行います。絵を描いたり、皆の前で歌を歌ったりと、今まであまり人前に出る機会のなかった子どもたちは、最初こそ恥ずかしそうにうつむいたり、笑顔を見せることはありませんでしたが、トレーニング最終日にもなると皆の前でダンスをしたりと確実にトレーニングの成果を感じました。


また、今回の訪問ではトレーニングの見学だけでなく、すでにトレーニングを終了し自宅で家庭菜園を始めたお宅にも数軒訪問しました。
その中の一軒、8月末にトレーニングを終了したMahesha Sewdiさんのお宅ではランブータン、オリーブ、チリを現在栽培しています。Maheshaさんは積極的にこれらの世話を行っているそうです。
トレーニング終了前後でMaheshaさんの精神状態や行動に劇的な変化は見られてはいないようですが、植物の成長のように時間をかけてゆっくりと変化をしていくのかもしれないと感じました。



この家庭菜園トレーニングは本年12月で終了しますが、トレーニング終了後もアムルトインターナショナルスタッフと今回のプロジェクトで育成された専門指導員が各家庭を訪問し、家庭菜園のアドバイスや余剰物販売のアドバイスを行い、継続的なモニタリングを行う予定です。
引き続き、支援者の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い致します。

担当:大貫

2009年11月25日水曜日

【ニュース】 ニジェール写真展 ――村のくらし――

アムルトがニジェールで活動を始めてから4年が経ちました。

アムルトはこれまで、井戸つくりや、定期的な食糧の配布、農業指導などを行ってきました。そして2007年年より、栄養失調児のための健康改善事業を展開しています。


ニジェールは国連開発計画が発表する「住みやすい国ランキング」で最下位にランクされたこともある国です。でも、そこは人の住まない国ではありません。この国で人々は日々、朝をむかえています。

人々が貧困にあえぎ、子どもがやせ細り、荒れ果てた農地に茫然と立ち尽くす・・・
そんな場面もあるかもしれません。
でも、私たちが見つめてきた人々の日常には、明るい笑い声も、健康的に育った子どもたちも、青々と実った穀物畑もありました。


日本からはとても遠い西アフリカのニジェール。
そこでくりひろげられる日常を皆様に知っていただきたい。

アムルトではこれまでに見たニジェールの「村のくらし」を写真にしました。
ぜひ、ご来場ください。


期間: 2009年11月24日(火) ~ 12月6日(日)
場所: JICA地球ひろば1階 セミナールーム101 (体験ゾーン奥)
会場への交通: 東京メトロ日比谷線 広尾駅 下車徒歩1分

協賛: JICA地球ひろば


**予約不要・入場無料です。
**月曜日は休館日です。
**会場情報はhttp://www.jica.go.jp/hiroba/index.htmlをご参照ください。

2009年11月14日土曜日

【お知らせ】ニジェール&スーダン事業活動報告会


□■□ ニジェール&スーダン事業活動報告会 □■□
━━ニジェール、スーダンのこれまでとこれから━━
後援:JICA地球ひろば

アムルトジャパンの活動地域であるニジェールとスーダンについて、これまでの活動とその成果報告を中心に報告会を開催します。その中でも特に日本国内において知名度が低いニジェールという国を理解していただくために、ニジェールでの活動経験を持つ元青年海外協力隊員に、村人の視点に立って見たニジェールについて紹介をしていただきます。
皆様のご来場をお待ちしています。

□ 開催日時  2009年12月1日(火) 18:45〜20:30(18:30開場)
□ 開催場所  JICA地球ひろば セミナールーム202  東京都渋谷区広尾4-2-24
□ 参加費   無料
□ 定員    25名

<プログラム>
<第1部>18:45〜19:20
○開会 ごあいさつ

スーダンにおける公衆衛生環境改善事業(質疑応答含む) 
【国際ボランティア貯金寄附金援助事業】
2009年5月より開始したスーダン・ノーザンバルアルガザル州、アウェイルイースト郡のマルワルコン、ワンジョック、マドール市場を対象にした公衆衛生環境改善事業の必要性と事業の進捗状況についてご報告します。

<第2部>19:25〜20:30
○出前講座 「ニジェール、村落部から見る国際協力と援助」 
日本国内において知名度が低いニジェールという国を理解していただくために、ニジェールでの活動経験を持つ元青年海外協力隊員をゲストスピーカーとしてお招きし、村人の視点に立って見たニジェールについて紹介をしていただきます。

ニジェールにおける保健衛生・栄養教育、生活改善事業報告(質疑応答含む) 
【JICA草の根技術協力事業】
2009年7月より開始したJICA草の根技術協力事業「ニジェール共和国・タウア州ブザ県村落部における、乳幼児健康改善のための保健衛生・栄養教育および生活改善モデル事業」が5ヶ月経過しました。事業の立ち上げからこれまでの実施状況と成果と課題についてご報告します。

○閉会 20:30

□お申込み/締切
EメールまたはFAXにご氏名、ご所属、及びご連絡先(メール、携帯電話番号など)を明記の上11月30日(月)までにメール(info@amurt.or.jp)またはファックス(03-3338-3544)にてお申し込みください。電話でのお申込みもお受け致します。
*第2部からご参加ご希望の方はその旨をお申し込みの際に明記してください。

□お問合せ
□特定非営利活動法人 アムルト ジャパン 担当:岡部
□〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3-8-12 フデノビル101
□TEL: 03-3338-3551 FAX: 03-3338-3544  e-mail: info@amurt.or.jp

2009年10月6日火曜日

【ニュース】スリランカの手編みレースを使ったグリーティングカード作り 開催報告

10月2日(金)、東京ウィメンズプラザにおいて、第二回スリランカレースを使ったグリーティングカード作りのワークショップが開催されました。

スリランカの女性達が作った手編みのレースをを中心に、ハギレや折り紙、包装紙、毛糸、ビーズを貼り合わせてオリジナルのカードを作成しました。



予定の1時間半を越えても皆さん作業に熱中しています。



出来上がった作品はどれも個性豊かで素敵なカードばかり。
カードとして大切な方に送るだけでなく、お部屋のインテリアとしてもご使用いただけます。

作り方もとても簡単で様々なアレンジが可能ですので、是非ご自宅でも作ってみて下さい。


次回のワークショップは詳細決定次第、アムルトジャパンHP、メールマガジン等で告知致します!


担当:大貫

2009年9月28日月曜日

【ニュース】スリランカカレー料理教室 開催報告

9月26日(土)、アムルトジャパン初の試みとなるスリランカカレーの料理教室が開催されました。
フードコーディネーターとして活躍しているスリランカ人の山崎シルヴァ先生を講師に迎え、総勢20名の方が参加されました。
火にかける前のカレーを手で混ぜたり、大量の生姜を切って紅茶に入れるスリランカスタイルに驚きながらも、和気あいあいとした雰囲気の中で料理教室は進行し、全5品(野菜カリー、ミートカリー、パセリサラダ、タピオカプディング、ジンジャーティー)が完成しました。

食事を楽しんだ後は、シルヴァ先生によるスリランカの紹介タイム。
質問コーナーではやはりスリランカの料理に関する質問が多く、
皆さんの”食”への関心の高さがうかがえました。

最後は先生によるサリー&サロン(スリランカの男性が穿く巻きスカートのような布)の着付け講座を行いました。
スリランカのサリー生地はそのほとんどが日本製という事実に皆さんとても驚かれていました。
日本製の生地は丈夫なので人気なのだそうです。

【参加者の声】
・先生がとても素敵な方だったのでとても楽しく過ごすことができました。サリーの着方が大変面白かったです。
・とても簡単なので家でもスリランカカレーを作ってみようと思います。

スリランカカレー教室第2回も開催予定です。
詳細決定次第、アムルトジャパンHPにて告知致します!


担当:大貫

2009年9月25日金曜日

【活動報告 スリランカ】 知的障がい者のための地域に根ざした家庭菜園活動による自立促進支援事業

【平成20年度国際ボランティア貯金寄附金援助事業】

この事業は、家族への依存度が高い知的障がい者を対象に、彼らの社会性を刺激し、自立を促すとともに、基本的な運動能力の維持そして増進を図り、安定した生活が送れるようにすることを目指しています。

6月初旬より、アムルトインターナショナルのスタッフによって自立促進支援事業への参加者の選考が行なわれました。その結果、男性113名、女性93名、合計206名が決定されました。



最初の園芸指導は8月10日から始まり、28日までの3週間で3回の合宿指導が行なわれました。3回の合宿の参加者は30名の児童と28名の保護者、合計58名でした。






初めは参加した子供たちに戸惑いが見られましたが、徐々に慣れていき、子供たちどうしが良い友好関係を築く場面もありました。







訓練では実際に苗床つくりや苗木の植え方、肥料の与え方などを学習したり、古紙を使った苗用ポットつくりを行なったりしています。訓練の間にはリラクゼーションエクササイズを取り入れ、受講者たちがリラックスした気分で訓練を受けられるよう指導をしています。







参加したお母さんの言葉①:
 この訓練に参加する機会を得られたことを、とても嬉しく思っています。土とふれあったり、エクササイズをしたりして、自分の子供とどのように接したらいいかがわかるようになり、彼の反応をより良く理解することができるようになりました。また、彼が自分で作業を行ないたい、といった様子をうかがうことができました。このプログラムは、子供の成長を促すものであったと思います。今後は、彼を甘やかして手を貸すばかりではなく、成長と自立を促せるような
接し方をしたいと思っています。

参加したお母さんの言葉②:
 プログラムは私たちの姿勢を変えること、子供を教育する強い意思を持つこと、そして、子供へのよりよい接し方を見つけることなどのきっかけとなりました。また、合宿型で指導を受けることによって、同じように知的障がい児を持つ保護者と経験を共有することができたのは、とても効果的でした。

専門指導員の言葉:
 これまでに学校児童への指導経験はあったが、知的障が
い児への指導はしたことがなかった。しかし、このプログラ
ムでは障がいの有無による違いはあまり見られなかった。
ただ、保 護者が児童を心配するあまり、手を貸しすぎること
があり、私たちは児童とその保護者に別々の作業をしても
らうことを心がけた。




今後も園芸指導を続け、最初に選出された206名の参加者たちと合宿を行なっていきます。

2009年9月18日金曜日

【ニュース】スリランカ フェアトレード商品ネコ型コイヤマット プレゼントのお知らせ



アムルトジャパンでは2007年よりスリランカの津波被災女性や障がい者の皆さんが制作した商品の販路拡大による収入向上支援活動を行ってきました。
活動から約1年半が経過した本年9月、これまではイベント等で不定期に発売していたネコ型コイヤマットですが、お客様からの人気に応え、今回千趣会グループのペット用品通販会社ペットファーストさんでのオンライン販売が決定致しました。

オンライン販売開始を記念して、ネコ型コイヤマットを抽選で5名様にプレゼント致します!
(このプレゼントはアムルトサーポーターのHula-Lankaの企画です)

ご応募はこちらから(Hula-lankaのサイトに移動します)
フェアトレード(公平貿易)とは・・・発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活向上を支える仕組みです。 与える援助でなく、対等な立場で自立の支援をする、という理想的な国際協力・経済活動として注目されています。
アムルトジャパンのスリランカでの活動詳細はこちらをご覧ください。
たくさんのご応募、お待ちしております!

2009年9月1日火曜日

【イベント告知】スリランカの手編みレースを使ったコラージュグリーティングカード作り


スリランカの津波被災者の女性が作った手編のレースを使用し、ハギレ絵本作家Yoshieさんのイラストをベースにオリジナルのグリーティングカード作りを体験します。
手作りのグリーティングカードは作る人の心が伝わる暖かいものです。
大切な方のお誕生日に、ご出産のお祝いに、結婚式の招待状に...
アイデア次第で用途はいろいろ。
※このイベントは東京ウィメンズプラザフォーラム内のイベントとして参加しています。http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/seminar2_09082602.htmlplaza.metro.tokyo.jp/contents/seminar2_09082602.html

【日時】2009年10月2日(金) 18:30~20:00
【場所】東京ウィメンズプラザ 第二会議室
【交通】JR山手線・東急東横線・京王井の頭線:渋谷駅下車徒歩12分、
地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線:表参道駅下車徒歩7分
http://www.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/contents/map.html
【参加費】800円
【持ち物】はさみ、カッター
☆グリーティングカードに使いたいハギレ、ビーズやリボン、素敵な包装紙、外国の切手の余りなどあればお持ち下さい。
☆アクリル絵の具が服に着くと落ちないため、当日はなるべく袖をまくれる服装でお越し下さい。
【定員】20名(先着順)

ご応募の際はメールの件名を「10月2日スリランカレースワークショップ参加希望」とし、
①お名前②ご連絡先(電話もしくはE-mailアドレス)③ワークショップを知ったきっかけをinfo@amurt.or.jpまでお知らせ下さい。
3営業日以内に返信がない場合は、お手数ですがお電話にて03-3338-3551までお問い合わせ下さい。たくさんのご応募お待ちしております!

担当:大貫
【検索キーワード:国際協力、スリランカ、コラージュ、レース】

2009年8月27日木曜日

【活動報告 スーダン】公衆衛生環境改善支援事業

 アムルトジャパンは、今年の5月から南部スーダンにおいて公衆衛生環境改善支援事業を行なってきました。事業開始から4ヶ月が経ち、市場の環境改善のためにゴミ箱やトイレ、手動ポンプの設置だけでなく各市場で公衆衛生に関するワークショップやキャンペーンも始まりました。現地の方々の感想も踏まえつつ、5月の事業開始から8月までの進捗状況と今後の予定をお伝えします。


事業の進捗状況:
・5

トイレ、ゴミ箱設置場所の選定が開始しました。
事業開始当初から対象であるマルワルコン、ワンジョック、マドールの3市場間の連携の確認も行われました。

・6月
ワンジョック市場で1回目の市場利用者に対するワークショップを開催しました。
ワークショップの内容は、適切な水の管理方法や不衛生な環境の下で感染する病気の防止法、トイレ利用の重要性などです。ワークショップでは、分かりやすいように現地の方の日常生活の絵やグループディスカッションを通して学んでいきます。










※写真
左)第1回目ワークショップ(ワンジョック市場)
右)グループディスカッション(ワンジョック市場)

・7月
マドール市場において、1回目の公衆衛生ワークショップを実施しました。
またワンジョック、マドール市場にて、1回目の公衆衛生キャンペーンを行ないました。
キャンペーンの内容は市場内のごみ拾い、衛生教材のタオルを使った日常生活における衛生環境改善教育です。
さらにワンジョック市場ではトイレの建設が始まりました。
 
※写真
左)第1回ワークショップ(マドール市場)
右)第1回目キャンペーン(ワンジョック市場)

・8月
マドール、ワンジョック市場において2回目の公衆衛生ワークショップを実施しました。  
※写真
左上)第2回キャンペーン(マドール市場)
右上)第2回キャンペーン(ワンジョック市場)
左下)トイレの建設現場(ワンジョック市場)



現地の方から:
≪マドール市場≫
・今まで公衆衛生環境改善のプロジェクトが、マドールで行われたことはなかった。今回、本プロジェクトがマドールで実施されて、とてもうれしく思う。(ワークショップ参加者)
・2回目のワークショップには、もっと多くの参加者を募って、公衆衛生の意識を高めていきたい。(ワークショップ参加者)
・定期的に市場を掃除する日を設定して、市場をみんなできれいにしていく。(ワークショップ参加者)
≪ワンジョック市場≫
・本プロジェクトに資金を提供し、公衆衛生について学ぶ機会を与えてくれたドナーに感謝している。(キャンペーン、ワークショップ参加者)
・本プロジェクトは、私たちのコミュニティに非常に有益である。引き続き、プロジェクトの実施に協力していきたい。(衛生普及委員)
 
※写真
左)第1回目のキャンペーンの後で、女性参加者が本プロジェクトへの感謝のダンスを踊っている様子(マドール市場)
右)衛生管理委員、衛生普及員を対象に製作したキャンペーン用Tシャツを着て見せてくれた女性衛生普及員(マドール市場)



今後の主な予定:
· 各市場での公衆キャンペーンと公衆ワークショップの実施
· トイレ、井戸の完成
· ゴミ箱の設置

2009年8月11日火曜日

【イベント告知】スリランカカレー料理教室 【締め切りました】

たくさんのご応募ありがとうございました。
定員に達したため、応募を閉め切らせていただきます。

次のスリランカ・カレー教室開催のご案内をご希望の方は「カレー教室案内希望」と明記し、info@amurt.or.jpまでメールをお送りください。次回の料理教室開催のお知らせをお送り致します。


【日時】2009年9月26日(土) 10:00~14:00

【場所】菅刈住区センター 2階 調理室
     目黒区青葉台2-10-18

【交通】東急東横線・東京メトロ日比谷線 
     中目黒駅 徒歩12分

【参加費】2,500円

【持ち物】エプロン

【定員】20名

【講師】山崎シルヴァさん(フードコーディネーター)


前半は在日スリランカ人の山崎シルヴァ先生をお招きしてスリランカ料理のワークショップを行います。
メニューはスリランカカレー2種類(ミートカリー、野菜カリー)、パセリサラダ、タピオカプディング、ジンジャーティー。
どのメニューも簡単、かつ本場の味がお楽しみ頂けます!

後半は写真や映像を交えてスリランカの紹介タイム。サリーを実際に着ることもできます!

今年5月に約25年に及ぶ内戦が終結し、今後ますます注目の集まるスリランカ。
是非皆さんの目と耳と舌でその素晴らしさを体験してみて下さい!

また、当日はスリランカの女性達が作ったボビンレースやヤシの繊維を紡いで作った猫マットの展示も行います。

なお、純益はアムルトジャパンが支援するスリランカの人々の自立支援の為に
使われます。

ご応募の際はメールの件名を「9月26日スリランカカレーワークショップ参加希望」とし、
①お名前
②ご連絡先(電話もしくはE-mailアドレス)
③ワークショップを知ったきっかけ
④当日、スリランカやアムルトジャパンについて聞きたいことがあればお書き下さい。

info@amurt.or.jpまでお知らせ下さい。
3営業日以内に返信がない場合は、お手数ですがお電話にて03-3338-3551まで
お問い合わせ下さい。

たくさんのご応募お待ちしております!

担当:大貫
【検索キーワード】国際協力、スリランカ、料理

【活動報告 ニジェール】乳幼児健康改善のための保健衛生教育および生活改善モデル事業






JICA 草の根技術協力事業


国土の約3分の2を砂漠に覆われ、農耕可能地域での年間降雨量は400~700mm程度と少なく、年によって変動が大きいニジェール共和国。基幹産業である農業は大半が天水栽培で行われているため、収穫量は降雨量に大きく影響され、旱魃の際は広範囲にわたる食糧不足に見舞われやすい状態です。

2004年には旱魃とバッタの大発生により、ニジェールの農産物は甚大な被害をこうむり、人口の多くが食糧不足に陥りました。

2005年の7月に出された国連児童基金(UNICEF)の公表によると、5歳未満の乳幼児80万人を含む360万人の人々が栄養不良状態にあるとの数値でした。現在でも、5歳未満の乳幼児の死亡率は、1,000人中259人と世界的にも極めて高くなっています。

栄養失調児の健康状態改善を目指し、下記事業を実施します。

<事業概要>

事業名:タウア州ブザ県村落部における、乳幼児健康改善のための保健衛生教育および生活改善モデル事業
事業期間:2009年7月1日より 24ヵ月間 
対象地域:ニジェール共和国、タウア州 ブザ県内の3コミューン内の10村落
対象者:対象地域内の乳幼児(5歳未満) 約750人とその母親500人の母親
現地カウンターパート:アムルトインターナショナルニジェール

活動内容
講習会活動に参加した母親の家庭における乳幼児の健康状態が向上することを目標に下記の活動を行います。
● 保健衛生・栄養啓蒙活動を自主的に運営できるヘルス・トレーニンググループの育成
● 母親や女性たちへの保健衛生・栄養指導
● 保健衛生・栄養改善活動に必要な経済基盤への支援

活動の様子は随時本ブログにてお知らせします。


2009年6月29日月曜日

【活動報告 スリランカ】知的障がい者のための地域に根ざした家庭菜園活動による自立促進支援事業

【平成20年度国際ボランティア貯金寄附金援助事業】

6月初旬より、スリランカアムル
トインターナショナルのスタッフ
によって今回の自立促進支援事業
への参加者の選考を行っておりま
す。アムルトスタッフが事業実施
地域であるゴール県の各地域を周
り、知的障がい者を持つ家庭を訪
問していきます。

各家庭を一軒一軒聞き取り調査を
していくことで、各障がい者の参
加の意志や保護者の意見など、様
々な情報を収集します。この作業
は6−7月を通して行われ、合計
数百家庭の訪問を予定しています。
















また6月20日から22日に、スリランカアムルトインターナショナルの事務所にて、今回の事業の為の専門指導員養成コースプログラム開発と指導者育成プログラムについて、ゴール県農業局、セラピスト、政府が運営する精神病院の識者が6人集まり、話し合いを行いました。

この様にして、多方面からの協力を得ながら本事業を進行させていきます。

【ニュース】スリランカ スタディーツアー報告会 in 成蹊大学


本年3月に実施されたスリランカ・スタディツアーに参加した成蹊大学国際協力サークルM.I.Xメンバー4名による、スタディツアー報告会が6月24日(水)に行われました。
今回は成蹊大学文学部国際文化学科の授業の1コマを使って報告を行うという異例のスタイル。
総勢160名もの生徒を前にスリランカの観光情報、アムルトが行っているマイクロビジネストレーニングの現場視察の様子を報告しました。
M.I.Xは同大学文化祭に出店した際の売上金を全額アムルトへ寄付してくださり、その売上金がスリランカの知的障害者施設、サンボディホームの生活用品(全自動洗濯機やガスレンジなど)の購入資金となりました。今回のスタディツアーでは実際にサンボディホームを訪れ、自分達の寄付したお金の使い道を確認することができました。
参加した国際文化学科の学生達からも「地域密着型支援の重要性を実感した」「スリランカに行ってみたくなった」などの感想が寄せられ、大変有意義な報告会となりました。

2009年6月8日月曜日

【活動報告 スリランカ】 知的障がい者のための地域に根ざした家庭菜園活動による自立促進支援事業


【平成20年度国際ボランティア貯金寄附金援助事業】

アムルトジャパンでは2009年4月よりスリランカ南部において知的障がい者のための地域に根ざした家庭菜園活動による自立促進支援事業を開始致しました。本事業は現地カウンターパートであるアムルトインターナショナルと共に、国際ボランティア貯金寄付金の助成を受け行われていきます。

事業名:知的障がい者のための地域に根ざした家庭菜園活動による自立促進支援事業
事業実施地域:ゴール県(アクメーマナ、ゴールフォーグラベッツ、イマドゥワ、ハバラドゥワ)
対象者:上記地域の知的障がい者とその関係者約400名
事業期間:2009年4月〜2010年3月

事業目的:
スリランカにおける知的障害者は障がい者全体の約25%を占めていますが、身体障害者に比べ家族への依存度が高く、家族も周囲の目を気にし自立への機会を与えない場合が多く見られます。また知的障がい者への効果的な自立支援制度は未整備で、知的障がい者は家族が守り家族に依存して生活する事が当然のようになっています。この状況を改善する為、家庭菜園活動を通じて知的障がい者の自立支援活動のプログラムの開発および専門指導員の育成を行います。本事業は、知的障がい者の社会性を刺激し自立支援を促すと同時に、基本的運動能力の維持増進を図り、安定した生活が送れるようにすることを目的として実施します。

活動内容:

1) 専門指導員養成コースプログラム開発と指導者育成
プログラムはゴール県農業局、セラピスト、政府が運営する精神病院の協力を得ながら開発します。

2) 専門指導員による障がい者への園芸指導
専門員指指導員養成コースを終了した指導者により、知的障がい者への菜園指導を行います。各参加者の精神状態を考慮しながら行い、保護者の意識改革に向けた啓発活動なども実施していきます。

3) モデル家庭菜園の設置
ゴール県内2カ所にモデル家庭菜園を設置し、知的障がい者がスタッフと共に管理運営を行います。またこれらのモデル菜園は一般にも公開されます。


本事業のパートナー団体Hellabeem(ヘラビーム)についての詳細はこちら(英語)をご覧ください。

【活動報告 ニジェール 】母親たちによるモデル集団農業の運営支援事業


【財団法人 日本国際協力財団平成21年度 国際協力NPO助成事業】

 ニジェール共和国のティラベリ州ウラム県の気候は、国内でも特に高温低湿であり、砂地で、雨季には浸食がみられ、土肥沃度が非常に低い。そのため他地域に比べ作物の収穫量が低く、主食の穀物収穫後たった2,3カ月間しか食糧を家庭で自給することができません。多くの男性は他国へ出稼ぎに行き、村には女性と小さな子供のみが取り残され、慢性的な飢えと貧困に苦しんでいます。この状況打破のため、彼女たちも夫の収入に頼っているだけではなく、自ら立ち上がり、グループをつくって、通常の農閑期に他の作物栽培を始めようとしている姿が見られました。本事業ではその活動をより効果的また安定的にするために、彼女たちを組織化し、技術と農具、灌漑設備を供給し、収入源にもなる作物を育てるための支援を行います。これにより、家庭の食糧自給を安定化が可能となり、またこの活動が団体農業のモデル事業となり、今後の団体農業の発展、農作物の現金化、引いては女性の経済的自立の促進へとつながることを目指します。

事業名: ニジェールの母親たちによるモデル集団農業の運営
事業時期: 平成21年8月~平成22年3月 (8ヶ月間)
実施地域と援助対象者: ニジェール共和国 ティラベリ州ウラム県のウラム行政区とトンデキウェンデ行政区の計2箇所の農地(各2と3ヘクタール、計5ヘクタール)
援助対象者:  家族の長である母親および女性約80人(間接受益者: 受益者の家族約560人)
事業目的: 母親たちが持続可能な集団農業を将来にわたって行い、年間を通して家庭の食糧供給が安定する。
事業目標:収穫物もしくはその販売にて各母親の家庭の食糧自給が50%向上する

活動内容:
●母親グループの受益者の選択と事業内容の説明会の実施:
(小さな子供を持つ母親、家庭の長である女性、ほかに収入源の持たない母親を優先)
●母親グループへの組織化と農業トレーニング実施
農業指導スタッフによる指導を行います。指導内容は土地づくり、種まき、苗床の準備から作物の収穫、種の保存指導に加え市場での販売支援を行います。また、水やり方法や水路の維持、電動ポンプの使用方法とメインテナンスの説明も併せて指導します。